サプライズは大成功!泣いて喜んでもらえた両親への家系図プレゼント。

2019.11.15 H.K様(40代・東京都) <全系統プランをご依頼>

───前回のインタビューで、ご両親のご結婚50周年記念に家系図を贈りたいというお話をして下さったH.K様。家系図が無事完成し、記念日に合わせて企画した家族旅行の夜に家系図をサプライズプレゼント。果たしてサプライズは成功したのか?ご両親はどのような反応をされたのか?家族旅行から無事戻られたH.K様にインタビューさせていただきました。

サプライズ大成功!驚きから始まり、70年来の謎も解けた。

───真っ先に聞いてしまいます。サプライズは成功されましたか?

H.K様
成功しました!
両親の結婚50周年記念の家族旅行を企画し、旅行の中で渡しました。夜、兄弟からプレゼントがあるからちょっと待っててと言い、姉も兄もそれぞれプレゼントを持ってきて、最後に家系図を開けてもらいました。開けるとき、なんだこれは?となりまして。

奥様
サプライズの前に、お兄さんから「お父さんのルーツって何なの?」「〇〇さんとどういうつながりなの?」という家族のルーツの話しをお父さんにそれとなく振っていまして。お父さん自身も、たまたま自分でルーツを辿っていたようなのですが、「まだ全然調べきれておらず、いずれは遡っていきたいと思っているんだよ。」という話しがあったところで、お兄さんが誘導する形で…

H.K様
「実は、兄弟で用意しました!!」と。

───ご両親は具体的にはどのようなリアクションだったのですか?すごく気になります!

H.K様
まず家系図を見て「おおっ!」となりまして。そこから人物単票とか戸籍謄本を見て、「これまたすごく時間がかかっただろう」と。まず驚きから始まった感じです。

その後、父は食い入るように家系図を見ながら、「あ、そうかあの人だったか!」「そういうことだったのか!」と、自分の記憶と、家系図の名前が、だんだん合致していった感じになっていきまして。

奥様
幼少の頃にすごく可愛がってくれていた年配の女性の方がいて、あの人誰だったんだろうと、お父さんはこの70年間ずっと気になっていたようなのです。そうしたら、実のおばあちゃんだったという。この70年間の謎がやっと解けたと言っていました。その後、夜は泣いた。布団で泣いたと、翌朝言っていました。

───サプライズは大成功ですね!家系図を囲んで昔話にも花が咲いたようで、我々としても本当に嬉しいです。

ご家族旅行の記念写真。ご結婚50周年、本当におめでとうございます。

天保年間まで遡れた家系図。江戸時代のご先祖様の情報から、さらに遡れる可能性も。

H.K様
その70年来の謎が解けた女性は(家系図上のお名前を指しながら)この方です。

お子様
明治!

───明治(めいじ)って読めるんだね。1年生なのにすごいね!明治時代に生まれた人なんだね。

お子様
この人は天保(てんぽう)

───天保も読めるんだ。すごい!(参考:天保年間は1831年~1845年。ペリー来航が1853年、大政奉還が1867年、明治元年が1868年なので、幕末よりも前の時代。)

H.K様
天保ですもんね。まさかそこまで遡れるとは思っていませんでした。びっくりしています。

───そうなのです。明治時代の戸籍から江戸時代生まれのご先祖様まで判明することは非常に多いんですよ。ところで、K家のルーツはクリアになりましたか?(前回、「祖父が戦争で亡くなって、それがキッカケで父がK家に養子に入ったことを聞いており、K姓という名字のルーツを以前から調べたいと思っていた」というお話だったことによる)

H.K様
K家の流れがわかったことは間違いないのですが、例えばこの〇〇さんって何者なんだろう、ということはわからなかったですね。ただ、家系図上の人物名をネットで検索したところ、同じ名前の人が同じ年代くらいにでてきて、どうやらお芝居みたいなことをやっていたみたいなんですよ。でも同一人物であるという根拠はないですし、ふんわりした感じです。

───その方がご先祖様ご本人だといいですね。おっしゃる通り、職業とかは戸籍からではわからないんです。でも、先ほど天保という元号も出たのですが、江戸時代のご先祖様の情報まで戸籍で辿りつくことができさえすれば、そこから先を調べることが可能なのです。

H.K様
そうなんですね。なぜ江戸時代なのですか?

───なぜなら、江戸時代当時は本籍=住んでいたところなのです。戸籍で住んでいた場所がわかりますので、その地域の図書館郷土資料館お寺に実際に足を運ぶことができます。そこで調べてみると、ご先祖様のお名前とともに功績(この人のおかげで橋が架けられた、など)の情報にたどり着けるかもしれません。あとは本家ですね。本家を訪れて、調べさせてもらう。うまくいけば平安時代くらいまでの情報が見つかる可能性もあります。

H.K様
平安時代まで遡ることができたらすごいですね。時間があれば調べてみたいものですね。

───はい、どうしても時間はかかってしまいますけどね。お客様には作った家系図を引っ提げて、ルーツを巡る旅をしていただくことも、私どもはお勧めしております。

家族旅行後にご両親が作ったファミリー新聞と地域のかわら版。

H.K様
実は、家族旅行から帰ってきたあと、両親がファミリー新聞を作ったんですよ。今回第10号ができまして。

───これはすごい!こういうものを作ることもお好きなご両親なのですね。本当にファミリーを大切にされているご両親であることが伝わってきます。

H.K様
ネタがたくさんあるんですよ。あと、地域のかわら版の発行もしていまして、そこでも結婚50周年のこと、家族旅行のこと、そしてFAMILY STORY®の名前も紹介しています

(左側)ファミリー新聞 (右側)地域のかわら版

───ありがとうございます!我々のサービス名も出していただき、大変光栄です。ご両親がこのように感動をカタチにまでして下さるとは思っておらず、家系図製作側としも感無量です。H.K様のサプライズ、成功して本当によかったです。本日は貴重なインタビューのお時間をいただき、ありがとうございました。

インタビューに答えて下さったH.K様ファミリー

H.K様の前回のインタビュー記事
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